iMac…Windows7でのGoogle日本語キー設定(英数とかな)

こんにちは。

僕は、長い間Windows PCを使っていて今回初めてiMacを購入したんですがMac OS Xの日本語入力システム「ことりえ」がめっちゃ使い辛いという事で「Google日本語入力」をインストールして使ってます。Windows用の「ATOK」は持っているんですが、それだとやっぱり両方の環境で同じ入力方法や変換候補を扱えないというジレンマがあります。なので「Google日本語入力」なのです。お金を掛けないという事もありますが・・・。

しかし、両OSで「Google日本語」を使っても「漢字モードのON OFF」は同じキーじゃないんですよね。これはMacのWireless Keybordを両方のシステムで使っているからそうなるんですが、Windowsには普通のKeybordを用意したりしてたら机の上が大変な事になりますから、併用しているワケです。いちいち変えるのも面倒ですし。

で本題ですが、まずOS X上でのGoogle日本語は、Wireless Keybord上の「かな」キーで漢字モードが「ON」になり、「OFF」にするには、「英数」キーを押しますね。「スペース」キーの両隣です。これは非常に便利です。両手の親指でパッパっと切り替えできますから。

対して、Bootcamp上でのWindowsでは、漢字モードを「ON」にするには「caps」キー若しくは「かな」キーで行ないます。「OFF」は哀しいかな僕には解らず「英数」キーを押しても「_A」の入力モードになります。漢字入力モードなんだけど「半角英数モード(英数字を半角で入力出来るがEnterキーを押さなきゃ確定出来ないモード)」になって、漢字モードを切る事が出来なかったんですね。なので「言語バー」の文字部分をいちいちマウスでクリックして「直接入力」モードに切り替えていたわけです。もっと深くまで探索するというかGoogle先生に聞いてやれば判る事なんでしょうが、めんどいのでこんな状態で使ってました。

そこで、Windows7上の「Google日本語入力」を改造する事にしました。改造と言っても「キー設定」をイジるだけなんですけどね。これが僕の頭で理解するのに30分ぐらい掛かって今だに不明な事があるんですが、なんとか改造出来たのです。

まず理解の仕方から。

Windowsで「Office IME」を使っている人ならば「言語バー」のプロパティを開いて「編集操作」→「キー設定」で「変更」をクリックして、Wireless Keybordの「英数」キーを「IME OFF」に。「かな」キーを「IME ON」に設定すれば簡単に漢字モードのON OFFが「英数」「かな」で切り替えられる様になりますね。ここに詳しい説明があります。「インフォラティ」さんに感謝!

これと同じ事を「Google日本語入力」にもやってやろう!という事です。

しかし、「Google日本語入力」は「Office IME」の様に簡単には出来ません!

ここからが僕の苦労の始まりです・・・σ(^_^;)アセアセ...

まず、「Google日本語」の「キー設定」は「Google日本語入力プロパティ」を開いた後「一般」→「キー設定」で「IME」か「ATOK」になっているボタンを「カスタム」に変更します。するとその右側に「編集」ボタンが使える様になります。これをクリックして改造に入ります。
初めて開くと「Google日本語入力 キー設定」という画面が開き、なかには何も表示されません。そこで左下の「編集」ボタンをクリックして「定義済みのキーマップからインポート」を選び「ATOK」を選んで読み込みます。
そうすると、今まで空白だったところがいろんなキー設定で埋まります。そして、ここでまた左下の「編集」→「エクスポート」を選択して適当な名前(Google日本語キー設定とか・・・)を付けてマイドキュメントやデスクトップの判る所に保存します。
次に、保存されたファイルを右クリック(ダブルクリックでも同じ)して「ワードパッド」等で開きます。
開いたら、なんだかワケの解らない文字が並んでますが、冷静に読むと意味は理解できると思います。

ここからコピペ。

↓↓↓以下1行を削除する。
  Precomposition Eisu ToggleAlphanumericMode

↓↓↓以下3行を追加する。

  Precomposition Eisu IMEOff
  Precomposition Eisu IMEOn
  DirectInput Kana IMEOn

※単語の区切りはタブ

上記の編集を終えたら保存して閉じます。
僕は「英数(Eisu)」と「かな(Kana)」キーに割り当てましたが、キーボードが違う人は「変換(Henkan)」や「半角/全角(Hankaku/Zenkaku)」等に割りつけると良いと思います。

ここまできたらもう終わったも同然!

先程の「編集」→「エクスポート」を「インポート」にして、上記の編集済みファイルを読み込みます。そして再起動。

どうです?

変わったでしょ?

ここで編集すれば自分好みのキー設定が出来ます。


お試しあれ!

詳しい説明はありませんが、僕が参考にしたディスカッションがこちらにあります。



あぁ〜そうそう!「Google日本語入力」を使っていても削除したはずの「IME」がいつのまにか復活・起動している!なんて事ありますよね?これは、Officeを使う(WordやExcel等)とこの状態が起きてしまう様です。Officeが勝手に動かしちゃうらしいのです。で、IMEをコントロールパネルの中の「キーボードまたは入力方法の変更」→「キーボードの変更」→「全般」「インストールされてるサービス」で「IME」を選んで削除しただけでは復活・起動しちゃうんですねぇ〜さらに同じコントロールパネルの「プログラムのアインインストール」から「Microsoft Office」を選択して「アンインストール」を押すのでは無く「変更」をクリックします。すると「機能の追加/削除」という選択肢があるので選んであげて次の画面で「IME」を探し「アンインストール」します。「IME」の前の「 + 」をクリックすると表示されます。これでアンインストールするとOfficeの中に「IME」が無くなるので以後起動しなくなります。ちゃんちゃん!詳しい説明はここに。


ふ〜疲れた・・・σ(^_^;)アセアセ...。


みなさん、あくまで自己責任で!




追記:2010/09/23 23:45
Windows側での「Caps Lock」は「shift」+「caps」になります。




追記:2010/09/29 16:04
間違いがあったので訂正しました。




追記:2011/08/25 00:11
間違いがあったので訂正しました。
[DirectInput Eisu IMEOn → DirectInput Kana IMEOn]



ではでは。