ぶっ壊れた外付けHDDの検査&有効活用方法。

こんにちは。

こちら横浜、今日もいい天気です(^^)
このぐらいの気温(16時現在10.2℃)だと過ごしやすいですね。。。


さて、ぶっ壊れたVARDIAのTV録画用外付けHDD(バッファロー製 HD-CL1.5TU2/N )ですが、昨日夜から「HDD SCAN Ver2.0」というツールを使用して、このぶっ壊れたHDDを検査していました。

1.5TBの容量があるHDDですが、パーティーションを2つ切って750GBづつ検査した結果、不良セクタがHDDの先頭から150GB辺りから160GBまでの「10GB」に不良セクタが集中している事が解りました。


ちなみにこんな検査結果が表示されます↓

よく見ると分かりますが、検索範囲という欄で「HDD先頭から715GBまで」検査した結果です。全容量は1.5TB。
不良セクタカウントが「 492 」って表示されてます。
それ以降は「 BAD SECTOR LIST 」として不良セクタが延々書きこまれます。
この「 BAD SECTOR LIST 」の秒数の後の数値が不良セクタ箇所になるわけですね。このリスト(画像)では2つ分の不良セクタしか書かれてませんが全部で「 492 」あるのです。

それから検査終了時の画像がこちら↓
これは、パーティーションを4つに切った後の検査結果画像です。なので不良セクタの集中している100GBのみです。

緑色の点々の中に赤色の点々がありますね。これが不良セクタです。


この場所に書き込みや読み込みを行うとVARDIAでは「録画に失敗しました」とエラーを出していたのです。なおさらPCでは、返事が返ってこなくなるのでハングアップするという状態でした。


ともあれ1.5TBのHDDにおいて、不良箇所が特定出来たのはなによりです(^^)


何故なら「この場所を無視」すれば良いからです。


VARDIAREGZAでは、パーティーションを切る事が出来ないので、この不良セクタのあるHDDは録画用として使えませんが、PCなら使えます!!!


そう!パーテーションを切って、その場所を一つのドライブとしてPCに認識させ、そのドライブにはアクセスしないようにすればいい訳ですね(^^)


ということで、ちょっと面倒ですが1.5TBあるHDDを4つのパーテーションに分けます。


先頭から150GB〜160GB辺りに集中している不良セクタの塊を一つ、そしてその前の0〜150GBまでを一つ、更にOSXWindowsでも使いたいので残り1.34TBを2つに切ります。


結果、以下の様に設定しました。

1,0〜138GBまでをパーテーション1。

2,138GB〜188GBまでをパーテーション2。←ここに不良セクタがある。

3,188GB〜844GBまでをパーテーション3。

4,844GB〜1500GBまでをパーテーション4。


パーテーション1はOSXWindows共用で「 FAT32 」フォーマット。
パーテーション2は不良セクタ部分なので、後々復旧活動を行う為に「 NTFS 」フォーマット。
パーテーション3はWinodws7専用領域として、これも「 NTFS 」フォーマット。
パーテーション4はOSX Lionくんの専用として「 Mac OS 拡張(ジャーナル) 」でフォーマットしました。

1.5TBある容量のうち、僅か10GB程度の不良箇所なんだけど、前後20GBぐらい余裕みてパーテーション3には50GB割りつけてあります。


後々復旧活動をするというのは、あるツールを使って磁性体の極性を元通りにしてみるっていう手段の事です。


HDDの故障の60%は、この磁性体極性の不具合で起きているらしく、ソフトでカバー出来る部分が有るとのこと。なので、このツールを使ってゆくゆくは復旧活動をしたいのです。


ですが、それをやるには、いぬが持っているPCでは出来ません。っていうか、そのツール自体がUSB接続の外付HDDを認識しないからです。


認識させるには、NotePCのSATA接続部分に「SATA延長ケーブル」を買ってきて繋ぎ、外付けHDDのカバーをバラして、直接壊れたHDDを接続するしかないのです。


なので今は「SATA延長ケーブル」を持っていないので出来ないのと、復旧活動をする間NotePCが使えませんから時間に余裕がる時に行おうと思っているのです。


余談ですが。。。
このツールは「 HDD Regenerator 」といわれるモノ。

SATA延長ケーブル」は「 TFTEC 変換名人 SPAB-CA50 」というものを利用します。

TFTEC 変換名人 SATA(データ&電源)ケーブル (オス⇔メス) 50cm SPAB-CA50

TFTEC 変換名人 SATA(データ&電源)ケーブル (オス⇔メス) 50cm SPAB-CA50


とうことで、現在パーテーションを4つに切ったあとの再検査を実行中です。


これが終われば、とりま消えてもいいようなデータ用HDDとして復活ですね(^^)



ではでは。。。