僕は久々ムカツイている!!!

こんにちは。

このところずっとやっている事があります。

6月の中旬くらいに、自宅和室の畳上に蟻が歩いているのを発見した。体長が2〜3mm程度の黒い蟻。普通人体への影響ではヒメアリが多いですが、この蟻は単に餌を探して室内へ入ってくる蟻です。

昨年キッチンの入口付近で数匹発見した時は、その周辺にあった隙間を木工ボンドで埋めて対処。約3日ぐらいで居なくなりました。

しかし今年の和室侵入蟻はその程度の防御策ではダメな様で毎日何十匹、何百匹と退治する自転車操業的な対応をしていた。

まず和室を歩きまわる蟻が何処からやってくるのか数匹を残し行動を追っていると、和室天井のある部分から出入りしている事を発見!

この隙間、ホントに蟻しか通れないだろうというぐらいの隙間を塞ぐために室内用パテ「ジョイントコーク・A 透明」と和室天井と同色の布製ガムテープを購入。

ガムテが貼られている線が、あの下に溝がある。その溝の中にも隙間があって、そこから出入りしている。またその溝の終端両側にも隙間がある為、そこを室内用パテで塞ぐ。ちょうど濡れたように見えるのが「ジョイントコーク・A 透明」を塗って塞いだ状態。
これは和室の天井一周すべてやった。ガムテの方は、天井に同じような溝が他にも4本、計5本走っているので、これもすべてガムテで塞いだ。

この和室天井隙間から出入りしている蟻は、その近辺にある窓枠から室内へ出入りしているため、同じように窓枠の隙間も探して塞いだ。


この2箇所の隙間も、窓の外からやってきて、和室壁の中に消えていく。その為、この2箇所も塞いだ。

計3箇所塞いだところで、蟻は和室の天井裏や和室壁の中を自由に歩き回っている為、出入口を塞がれた蟻はさらなる隙間を見つけては行動を開始する。まるでイタチごっこだが、壁の中や天井裏に居るであろう蟻を素人が退治するのは無理があるので、こうするしかなかった。

次に出入り口として見つけたのは、窓枠そのもの。

うちはすぐ近くに大きな幹線道路が走っている為、2重の防音窓になっていますが、その2重窓の間に出入口を見つけて蟻は利用していた。ここまでで約1週間経過。。。

それがこの写真。

矢印先端部分にゴムをハメ込んだ箇所があるんだけど、築年数20年のマンションではゴムが劣化し隙間が生まれている。その隙間から和室壁の中へと蟻が侵入していた。

しかしこのゴムの隙間を埋めるのは容易ではなく難しいし、パテで埋めるわけにもいかず苦慮していた。2,3日は、蟻を見つけては退治するという対処でいたのだが、ふと考えて、セロテープを使って塞ぐ事にした。当面はそれで使えるが真夏になると黒いアルミの窓枠は放熱性は高いとはいえ高温になり普通のセロテープでは直ぐに使い物にならなくなる。
そこで、耐熱性テープの登場!
ポリイミド系のテープで塞ぐ。これは工場とかで使われる、一見普通のテープに見えるが、かなりの高温にも耐えうるテープで色も窓枠に近い赤茶色なので、セロテープ同様目立たない。テープにしては少々高いが致し方ない。

これらの対処を行いながら他にも見つけた計7箇所の侵入口(出入口)をガムテやパテで埋めた。

すると今度は、和室引き戸の戸袋の中から出入りしているのを発見した!!!



ここを発見した時はホントに悍ましい物を見た感じになった!大量の蟻がウヨウヨと歩き回っていてホントにムカツイた!

この戸袋は、男性の手が入るか入らないかの大きさなので対処に苦慮した。取り敢えず戸袋を使わない前提で、戸袋全面に段ボール箱を加工した板状のモノをガムテで貼ってリビングや和室に行けないようにしてやった。

僕が大工なら、この戸袋をバラして隙間を埋めた後組み立てる事も出来るだろうが、素人には到底無理!なのでガムテとダンボール箱を利用して塞ぐ。その間に何か対処方法を考える事にした。


この戸袋と先の7箇所を塞ぎ、和室天井を全面を塞いだ結果、和室やリビングで見かける蟻は劇的に減少!!!


毎日数十から数百匹を退治していた時と比べ、数匹までになった!

とは言え和室天井裏や和室壁の中を歩き回っているだろう蟻はまだ居る。と思っている。

根絶を目指すなら、庭付きマンションの庭を対処しなきゃならない。

その為、理事会と管理会社に庭での蟻駆除を申し出た。

ここに引っ越してきた6年前、2年連続でシロアリ駆除をマンション全体の庭で行なっていたからであり、その効果は4年間続いた。今回シロアリでは無いもののシロアリ駆除はクロアリにも効果があると言われているからである。

が、管理会社も理事会も建物への直接に被害が無いクロアリ駆除については腰が重い!!!

他の庭付き居住者宅でも発生しているらしい事を聞いても動こうとしない。

庭使用料を毎月払っているのだから、やるべき事だと思うんだが。。。


さて、室内での蟻退治に戻ります。まだまだ話は続きます。


和室の戸袋をガムテと段ボール箱の加工品で塞いでから、戸袋内の隙間をどうするか?悩んでいる内に、あるアンケート会社から「蟻について」というアンケート依頼が来た!

イムリーな話題に食いついた僕は即座に回答!!!

そのアンケート内で、蟻退治の毒エサやスプレー、燻煙剤等の紹介があり、参考にしてネット検索を再開。(今年発見した時、何度も検索して一応毒エサを購入して対応した経緯あり)

世の中蟻侵入で困っている人が多いのかいろいろ出てきます。

その中で目を引いたのが KINCHO から発売されている「 アリゼロン 」というスプレー。

これは、家の周りや、窓枠周辺にスプレーするとその匂いを嫌って蟻入ってこなくなるという代物。

天然ハーブの利用したスプレー缶です。天然ハーブは蟻が嫌がる成分らしく、学校で使われるチョーク同様に効果があるらしい。

これを即座にAmazonで注文。


で、この「 アリゼロン 」を蟻が侵入口として利用している場所に噴霧して効果を確認する事にした。これでダメなら燻煙剤を利用すると決めていたので。。。


まず庭から室内への侵入口として、和室窓を外壁側から噴霧。
この場所は、庭の花壇から外壁を登り、窓枠を伝って階上(2階)のベランダへと蟻が行進しているので、この道標に噴霧。この過程でうちの和室へ侵入していたと思われる。

そして、和室窓枠全体を外壁側から噴霧。使い方は、外壁が濡れて見えるぐらいに噴霧する事。そう書かれている。

次に室内側から和室窓枠を噴霧。

この時点で、天然ハーブ配合「 アリゼロン 」の匂いに僕は頭クラクラ…(-_-;)かなりの匂いで、自慢ではないが犬と言われるほど鼻が効く僕にはかなり辛い!!!

まぁしかし、既に噴霧しちゃっているのでここで辞めるわけにも行かず続ける決意をした。

この「 アリゼロン 」は蟻に直接噴霧しても退治できる旨が書かれているが、それも効果を試してみた。確かに歩行中の蟻に噴霧するととたんに蟻が止まり小さくなって固まる。即死状態な感じ。

この「 アリゼロン 」を買うまでは、蟻退治に「 パーツクリーナー 」を僕は使っていた。これは自動車のブレーキや、機械製歯車等の汚れを落とす目的で使われる製品で、油分を一発で取り払う効果があります。自動車のブレーキをメンテンナスした後油が付着したままだと効果が無いし事故を起こすからね。だからこういう製品があるんです。
この「 パーツクリーナー 」は石油系なので揮発性がとても高いんです。それに油分を一発で取り除くという性質上蟻やゴキブリには効果絶大です!
まぁゴキブリさんは、これを掛けられたらひとたまりもない!!!蟻さんも同様!なので、これをずっと使っていた。蟻の行列に噴霧したら全員が一瞬でお亡くなりになりますからね。特にゴキブリさんについては、ゴキブリさん自体が油をまとっているカラダなので、このパーツクリーナーは効果絶大ですよ!ググれば解りますが、下手なゴキブリ駆除剤、スプレーを使うより安いし効果も大きい!僕が使っているパーツクリーナーは後に述べますがホームセンターで1本189円程度。ゴキブリ専用駆除剤を買うより安いっ!

話を戻して「 アリゼロン 」ですが、室内側窓枠にも噴霧してから考えたんだけど、蟻が歩いていた所も全て噴霧しようと。。。

和室の畳の上、そして何より戸袋の中の隙間。この隙間を利用させない為に購入したのでね。

まずは和室の家具を片付けて、歩いていた畳を3枚を剥がし掃除機で掃除。
次に、歩いてた畳の縁の下(床下)部分に噴霧。畳と畳の間の隙間も利用している蟻が居るのでね。
加えて畳自体の縁にも噴霧。最後に戸袋の中の隙間に全て噴霧。

という具合に「アリゼロン」一缶を全て使い切り噴霧終了。それが昨日7月8日です。


そして今日、和室全体そしてリビングにも蟻が一匹も見つからない!!!

さすが「アリゼロン」!!!

この「アリゼロン」は効果が2週間と書かれている。2週間後の7月21日、どうなっているのか?いや、2週間経たずとも蟻は現れるのか?これが楽しみになってきた!

ただ、この「アリゼロン」かなりの臭いです(-_-;)僕は、これを噴霧した昨日和室で寝られなかった。多分臭いがなくなるまで寝られないと思う。普通の嗅覚の人なら問題ない!と言ってるので異常に嗅覚がある人には向かい。僕には無理です(-_-;)次回やる時は室内への噴霧は避けたいと思う。。。効果は絶大だけど、別な方法を考えます。


ということで1ヶ月近く続いた蟻対策、今日で姿を見なくなりました。結構お金も使ったし、労力も使った。業者に頼んで高いお金を払ってやる価値もあるかも知れないね。その業者が良心的なら。。。


さて、これで室内での蟻発見は対策終了と言いたいところだけど、壁の中や天井裏を徘徊している蟻には何の対策も講じていない。さらに言えば、元々の発生源である庭での蟻駆除も同じ。これを何とかしないと根本対策にならない。


出来れば管理会社と理事会で、管理費からやってもらいたい!


なんせ庭使用料なるものを毎月取られているからね。取られている割に植木の剪定や芝刈り、その他庭に関する事を一切しない会社なので。。。


これが通らないようで有れば、次回の理事長になって、マンション管理会社を変更する旨議題を提出したい。


意味の分からない大規模修繕工事、単に壁のペンキを塗り替えただけで千数百万、週3日の、それも午前中のみの共用部分掃除に17万円も取られている意味、これらを考えただけでも管理会社を変更する意味はある!!!
普通に考えて月17万円なら、人一人週5日の朝9時から夕方5時まで雇える金額ですよ!
ホントムカつく管理会社だよ(-_-;)


アリ ゼロン 300ml

アリ ゼロン 300ml

ヤヨイ ジョイントコークAクリア 230-120

ヤヨイ ジョイントコークAクリア 230-120

中興化成 ポリイミドテープ API114AFR06X13

中興化成 ポリイミドテープ API114AFR06X13


家庭化学 ウメールパテ ホワイト 500g

家庭化学 ウメールパテ ホワイト 500g

この「ウメールパテ」は外壁用のパテです。花壇や外壁のひび割れから内部に侵入する蟻を閉じ込める為に購入し、かなり利用しました。固まるまでに数日を要しますが、一旦固まるとかなり強固です。

花壇のひび割れ部分に蟻が入り込み、巣を作っていた場所があったんですが、そこには最初見つけた時パーツクリーナーを噴霧しました。しかし、次の日になってパーツクリーナーで死んだ蟻を、他の生き残った蟻が巣から排出していました。と言うことは生き残りが居るし、パーツクリーナーの噴霧力だけでは巣全体に行き渡っていないという事。
なので、この「ウメールパテ」でひび割れを塞いだのです。





ではでは。。。