コンセントの極性。。。
こんにちは。
今日の横浜は、肌寒い。
夕べから雨だから。。。
さて、先日新しいWi-Fiルータ(PLANEX MZK-WG300DX)を導入したんですが、これを導入する前に使っていた古いWi-Fiルータ(BUFFALO WHR-G)の頃からWi-Fi干渉はもとよりいろいろと小さい問題があって困っていたんですね。
でも、ちょっと我慢したらなんでも無い事なので今までほっておきました(^_^;)
プロバイダの回線によると思われるネット切断(瞬停に近い)や回線速度の大幅な低下。Wi-Fiの電波が頻繁に切れる、などなど。細かいことを挙げるとキリがないほど小さい問題が多かったのです。
住んでいるマンション自体が古いってことも一因かな。築18年。
それで、今回の新規Wi-Fiルータ導入に伴って、自宅側の問題点を改善しようと動き始めました。回線が度々切断されたり、速度の大幅な低下についてはそれらの問題を改善した後プロバイダ若しくは回線事業者に連絡して「帯域調整」してもらおうと思ってます。
まぁ現状のままで「帯域調整」してもらっても何の問題もないけどね。。。
そこで、まずは宅内のノイズ対策。
あっ!その前に一つ説明を。
このマンションは古い(築18年)事もあり、そして理事会が保守的で新しいことへの恐怖心でもあるのか光を導入してくれないから、いまだにADSLを使っています。古いってことは住んでる人も結構なお歳の方ばかりなのでInternetなんてどうでも良いのかも知れませんね(-_-;)
そういう事情もあっていまだにADSLを使っていて、なおかつ収容局から1,920m離れているうえ、伝送損失も37dbあります。
まぁこれだけ離れてたら、途中に何があってもおかしくない。線路や幹線道路などなど。なので途中のノイズも結構なモノだと思うけど、まずは自宅内も綺麗にしようってことですね。
話は元に戻して。。。
自宅内のノイズ対策は、オーディオアニアやアマチュア無線家ならまず最初にやるべきことなんだけど、そうじゃない僕は今までほっておいたんです。めんどいし金も掛かるからね(^_^;)何より効果が良くわからないし。。。
とりあえず、最初にやることはコンセントの極性調査。
これは、宅内の壁コンセントを見ると解りますがAC100vでも極性があって、左右の穴で長さが微妙に違います。左側が長い穴になっているんですね。こちら側がコールドと言って所謂アース側です。右側の小さい穴はホット。
そしていろんな家電の電源コンセントを見ると、アース側に挿す方に白い線や文字が書かれているはずで、こちら側をコンセントの長い穴に方に挿すと極性がバッチリ合い、ノイズ低減になります。
詳しい説明は割愛。ググって下さい。いろんな方が書かれてます。それも画像付きで。そして調査方法も。
簡単にいうと、検電ドライバーを使うかデジタルテスターを使うかです。
ということで、このマンションに住んで7年初めて極性調査を行いました(^_^;)
するとどうでしょう!ほぼ全てのコンセントの極性が逆!!!
洋間2部屋6箇所、リビング3箇所、和室2箇所、玄関、トイレ、洗面所(洗濯機用)各々1箇所、計14箇所が逆!
唯一合っていたのが洗面所の洗面台についているドライヤー等を用いるコンセントのみ!
ここのマンションを作った建設工事会社は多分無資格者を使ってるのかと。。。(-_-;)
こういう状態だったと初めて知りました。。。
さてこれで極性が分かったから、家電機器のコンセント挿しを正しい方向へもっていきます。
そしてADSLモデムやWi-Fiルータも。←これが重要ポイント!
電源ラインからのっかるノイズを、極性を合わせることに寄って低減させる。ADSLモデムやWi-Fiルータはノイズに弱いですからね。
ついでにコンセントにも雷サージ付きタップをかませて、なおかつ集中スイッチで電源の管理を行う。
これにはもう一つの理由があって、ADSLモデムの電源って必ずコンセント側にアダプターがあります。でっかい黒い塊ですね、これが結構重たい!この重さで、頭でっかちなせいでアダプター自体がコンセントから下がり斜めになる。すると、プラグとコンセントの間にホコリが溜まりトラッキング火災を引き起こしかねない。
雷サージ付きの耐トラッキングOAタップを取り付けて、それにADSLモデムのでっかいアダプターを挿せば改善されるというわけです。
画像のOAタップは「iBUFFALO OAタップ 2分配タイプ 雷サージ/集中スイッチ付 ブラック BSTAD04」は価格の割に作りがしっかりしていて、プラグをコンセントに挿すとがっつり刺さります(結構固い)。まぁそれでも極端に思いACアダプターだと重さで傾くけど、そこは両面テープのスポンジ付きを2枚貼り付けて対処します。実際にはコンセント側には貼り付けませんけどね。
そして最後に登場するのが「SANWA SUPPLY TEL-FST-1S コア付シールドツイストモジュラー」です。
フェライトコアが付いたノイズ低減モジュラーケーブル。
これを計3本購入して、現在の安物モジュラーケーブルから交換しました。効果の程はわかりません(^_^;)
いろんなサイトを見ていると、モジュラーケーブルは短くしろ!と書かれてます。場所によって長くすることしか出来ない場合、LANケーブルを長くした方が宜しい!と書かれている。その為このモジュラーケーブルは50cm2本と1m1本で済ませるように、壁のモジュラージャックからFAX付き電話まで工夫を凝らしました。モデムとWi-Fi親機を離して設置、そしてFAX付き電話機本体も離す。なおかつ電源関係のケーブルと、モジュラーケーブル、LANケーブルも全て別々に配線。
ということで、今までの事を考えるとこれだけやれば幾らかノイズ低減に役だっているでしょう!という自己満足の完結です(^^)
全ては自己満足、自分を納得させるためにやっていたわけだから。。。
で、最後にプロバイダーに電話して「ADSLの帯域調整」をしてもらいます。
通常プロバイダー側(回線事業者が本来)は、接続安定性と回線スピードの両天秤を、安定性にあてて調整します。これをSpeed重視にしてもらう「帯域調整」を行なってもらうわけですね。
とはいうものの、先に述べたように収容局から1,920m離れているうえ、伝送損失も37dbもありますから、期待は出来ません。
結果は、帯域調整前が4Mbps前後だったのが「 7Mbps 」を超える状態になりました。
これが素の状態。何もしていなかった頃。前月の31日のデータです。
この状態に、「SANWA SUPPLY TEL-FST-1S コア付シールドツイストモジュラー」を取り付けて、コンセントの極性を合わせると。。。下の画像です。
下りリンク速度が「 4.512Mbps 」だったのが「 5.440Mbps 」になりました。概ね「 5Mbps 」を超えました。
さらにプロバイダに電話して「帯域調整」をしてもらったのが下の画像です。
まぁ倍とまでは行かないけど、それに近いぐらいまで上がったからこれで良しとします。
理事会が光ケーブルさえ引いてくれたらこんな事しなくても済むんだけどね。。。
あとはLTEのWiMAXとかを契約するしか今のところは手が無い。ただ今はまだ高いし、制限されるの必須だから辞めておきます。
ということで一連のノイズ対策は終了。
タイトルになっている「 コンセントの極性」は、それが一番気になったから。深い意味はありません。
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サンワサプライ TEL-FST-1S コア付シールドツイストモジュラー
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ではでは。。。